更年期

更年期の方の症状や
お悩みについて

ほてる、のぼせる、汗ばむ、動悸、だるい、息切れ、めまい、肩こり、イライラ、手足のしびれ、身体も気分もつらいなど、閉経の数年前から起こり始める、さまざまな不調をご相談いただけます。

更年期症状・更年期障害

閉経前後、女性ホルモンが減少することにより現れる症状全般を指し、その症状はさまざまで、症状の強さや治まっていく時期も患者さんにより異なります。2〜3年で治まってくる方から、5年以上続く方もいらっしゃいます。

更年期は、誰もが通る道です。閉経に向けて、女性はどなたも女性ホルモンの減少によるなにかしらの影響を受けます。その間、できるだけ快適に過ごしていただけるよう、婦人科ではいろいろな治療やケアを行っています。

さらに当院では、更年期の症状を緩和するだけでなく、その先の閉経で起こりうる骨粗しょう症予防なども見据えて、トータルな治療を行っています。

女性がいつまでも快適な生活を過ごすために…

40～50代になって、日常生活に支障を来すようなお身体やお気持ちの不調を感じたら、まずは婦人科を受診してみることをおすすめします。

女性ホルモン(エストロゲン)の不足による更年期障害に対しては、ホルモン補充療法や漢方治療により、症状を軽減することが可能です。

ホルモン療法と聞くと警戒される方がまだ多いのですが、期間を決めて適切な薬を使用し、強い症状を出さないようにしながら閉経までスムーズに導いていきます。

即効性があるのはホルモン補充療法ですが、ホルモン剤に抵抗のある方には漢方などもありますので、お身体の調子やライフスタイル、お考えに合わせて診療方針をご相談し、慎重に経過を観察しながらベストな治療を進めています。また、症状によっては心療内科のご紹介をすることもあります。